枠順が明暗を分けた/キーンランドCパドック回顧

2012年08月28日(火) 18:00

 キーランドCはパドトロワが優勝。筋肉の量と張りが抜群で、まさにハチ切れんばかりの馬体。この時期に良績のある馬だけあって、素晴らしい状態でした。洋芝適性も非常に高く、内枠有利の馬場で2番枠。脚質も先行脚質で、勝てる条件が揃い切っていたという感じです。次走はスプリンターズSでしょうが、枠順などの条件次第では当然チャンスは十分にあると思います。

 2着のダッシャーゴーゴーはコースで調教してきた影響か、いつもよりもスッキリとした馬体。せり出してくるような筋肉の張りはありませんでしたが、状態としては悪くなかったと思います。これで・・・

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古澤秀和

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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