2012年08月29日(水) 18:00
今、秋に出版される血統辞典の指数を作っているところなのだが、その中に今回初登場の「衝撃指数」というのがある。
これは短縮などの「ショックを受けた後のレースはどうなったのか?」という、衝撃を受けた後の走りを指数化したものである。つまり、衝撃に対して強いか、弱いかを計る数字だ。これまで、短縮ショックの成功率など、ショックの効き具合を表す指標はいくつか発表してきたが、今回はその後のケアをしていこうという作戦である。
具体的には「短縮ショックで激走した後」や「休み明けで激走した後」のレースでの走りを調べて数値化している。今まで発表してきた他の指数同様、この指数も50が平均で、それを上回ると衝撃に強く、下回ると衝撃に対する耐久力が低いことになる。
この指数が低い種牡馬にハーツクライがいる・・・
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今井雅宏
ストレス、ショック療法など、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見し、従来の競馬常識を完全に覆した。現在は、競馬雑誌等で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催し、毎週予想情報の提供を行なっている。主な著書に「短縮ショッカー」、「ウマゲノム版種牡馬辞典」、「ポケット版 大穴血統辞典」などがある。