2012年09月05日(水) 18:00
先週紹介した新指数「衝撃指数」だが、それまで辞典に載っていた疲労耐久指数とどこが違うのか? その線引きがよく分からない読者もいると思う。
疲労耐久指数は、主に使い込まれてレース間隔が詰まったときの反応をもとに作られている。これに対して、衝撃指数は短縮ショックなのどのショック成功後の反応を中心に作られたものだ。心身疲労に対する耐久力という面で被る部分もあるのだが、一番の違いは「蓄積されたもの」か、「1回の衝撃に対するもの」かということだ。
具体的に言うと、キングカメハメハ産駒は、今回の最新指数によれば疲労耐久指数は43とかなり低い。ただ衝撃指数は53と、平均の50を若干上回る。つまり、蓄積された疲労には弱いが、1回の衝撃に対しては、ある程度我慢が出来るということだ。
では、注目のディープインパクト産駒はどうかというと・・・
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今井雅宏
ストレス、ショック療法など、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見し、従来の競馬常識を完全に覆した。現在は、競馬雑誌等で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催し、毎週予想情報の提供を行なっている。主な著書に「短縮ショッカー」、「ウマゲノム版種牡馬辞典」、「ポケット版 大穴血統辞典」などがある。