ローズS

2012年09月13日(木) 18:00 3

◆外回りで斬れるトライアル血統
 オレハマッテルゼは母父がBold Ruler系ジャッジアンジェルーチなので短距離で抜群の機動力を発揮したが、ハナズゴールの場合は母シャンハイジェルからナスキロ血脈を3本受けて、外回りで柔らかく斬れる脚質となった。母父シャンハイはヘクタープロテクターの3/4弟だからいかにもトライアル向きの血統でもあり、スローの瞬発力勝負ならチューリップ賞の再現も十分考えられるし、内回りの本番より外回りのここでガツンと打ちたい馬だ。

◆ベスト距離で実績に敬意
 ジェンティルドンナはドナウブルーの全妹で、母ドナブリーニはチェヴァリーパークS(英G1・芝6F)勝ち馬で、その父BertoliniもジュライS(英G3・芝6F)に勝ったスプリンター。この母から強靭なパワーを受け継いで、ディープ牝駒にしてはマッチョな体つきで加速するときのパワーがケタ違いだ。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

望田潤

育成牧場従業員を経て、92年~02年まで競馬通信社編集部に在籍し、現在はフリー。「馬券総合倶楽部」で、2008年に年間回収率136%を記録した実績を持つ血統予想の第一人者。

新着コラム

コラムを探す