2012年09月14日(金) 18:00 1
いよいよ牡馬3冠最終戦の10・21菊花賞に向けた戦いがスタートする。トライアルのGIIセントライト記念(3着までに優先出走権)にはダービー2着馬フェノーメノが満を持して登場する。
同馬が菊花賞に向かうか盾戦線に参戦するかはこのレース後に決まるらしいが、まず気になるのは現在の中山の芝状態。レコード決着連発で、京成杯AHでは世界記録?1分30秒7というビックリ時計も飛び出した。古馬500万下(ガッダムアスカ)でサクラバクシンオー(スプリンターズS=1分07秒1)より速く、タイレコードの1分07秒0(トロットスター)だからイヤハヤ…(翌日にレコード更新)。
秋の中山開催は、春にオーバーシードしていた洋芝を除去して野芝オンリーで行われる。ある程度は予測していたが、ここまで高速決着だとペースや展開がより大きな意味を持つ。短距離~マイルと違って中長距離ではペースはそれなりに落ち着きやすい。差し馬より逃げ&先行馬が有利だろうし、瞬発力タイプよりもスピードの持続性に優れた馬が今の中山では分があるように思える。
フェノーメノは当欄でも早くから取り上げたように好みの馬だが・・・