2012年09月18日(火) 18:00
ローズSのジェンティルドンナ、ヴィルシーナ。フォワ賞のオルフェーヴル。そしてこのレースを快勝したフェノーメノ。この週のトライアルレース、あるいは本番を前にした前哨戦は注目の人気馬が順当にビッグレースに向けて中身ある内容を示した。
フェノーメノ(父ステイゴールド)は、レース前にも、勝利した直後も、オーナーのサンデーレーシング関係者がフランスに遠征していたため、このあとの路線は明言されていないが、今秋の菊花賞は正直、非常にメンバーが手薄である。
神戸新聞杯に出走予定のゴールドシップ(父ステイゴールド)を別にすると、日本ダービーのディープブリランテは仮に出走してもぶっつけ本番になる。トーセンホマレボシは脚部難で引退し、ワールドエースも戦線離脱の脚部不安。春の注目馬のうち、グランデッツァはこういう長距離向きではないのははっきりしている。いまのところ高い評価を受ける菊花賞候補はきわめて少ない。・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。