2012年10月02日(火) 12:00
今年の京都大賞典は想定馬が少ないと言われていたが、少ないがゆえにとりあえず登録してきた馬や、多少スケジュールを前倒ししてきた馬が出て、一応登録頭数としては15頭になった。
しかし、500万条件勝ちやダートの1000万条件勝ち直後の馬も含めての15頭である。本来ここに出るべき格の馬はというと、前走重賞勝ち馬が牝馬のフミノイマージン(札幌記念1着)だけ、2、3着馬もおらず掲示板に載っていたのもギュスターヴクライ(天皇賞5着)だけという状況だ。
こういうケースは過去にどれだけあるのか。2002年以降、芝2000m以上・古馬の別定・定量G2で、前走重賞5着以内馬が1〜2頭というケースを調べてみたら……・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
須田鷹雄「回収率向上大作戦」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。