2012年10月09日(火) 12:00
初期の秋華賞や昔のエリザベス女王杯といえばかつては前走1000万条件組が穴の定番だったが、秋華賞になって以降の全16回だと( 1.1.1.33)。ティコティコタックがヒットを飛ばしたものの、馬券に絡んだのはニシノナースコールが最後。トータルでは複回収率45%と低調だ。今年はハワイアンウインドあたりがその母系からも気になってしまうが、よほど魅力を感じている人でないと本来は手を出してはいけない存在ということになる。
前走オープン特別組=紫苑S組も16年で(0.0.2.43)と買えたものではないので、結局のところローズS組、クイーンS組・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。