2012年10月09日(火) 18:00
先週の重賞には一喜一憂させられました。No.1予想にも記したように、毎日王冠では併用調教馬を重視。その結果、カレンブラックヒルには印を打つことができましたが、2着ジャスタウェイは坂路調教馬ということで軽視していました。しかし、そのジャスタウェイは数週前のトレセンニュースにも取り上げたように、須貝尚介調教師が自信を持って送り出した馬。12番人気という低評価なら、取材した時の感触を重視して、本命にすべきだったのかな? と少し考えさせられました。
しかし翌日に行われた京都大賞典。このレースでは毎年必ず重要視する「最終追い切り栗東坂路で終い最速ラップ追い切り」に該当したメイショウカンパクに本命を打つことに迷いはありませんでした。その結果、No.1予想にも記したように、単勝1840円、複勝350円の配当を的中させることができました。
一番良かったのは毎日王冠では取材力を重視してジャスタウェイ、京都大賞典では調教データを重視してメイショウカンパクという本命選択だったかも知れません。レース毎に何を重視するかの選択をミスしなければ、非常に高い回収率が期待できます。しかし選択ミスが続けば、その逆もあるわけです。そういったことを突き詰めると、私は客観的な調教データで過去に回収率の高い条件を選択するという機軸が一番だと考えています。
陣営期待のアロマティコ
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井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ