2012年10月16日(火) 18:00
今週は、ユーザーからの質問特集です。馬に対する思い入れについてといった柔らかい質問を皮切りに、「牧場から馬がガレて帰ってくるのはなぜ?」「レース後のコメントは本音?」などなど、ディープな質問が目白押し。これらの質問に、はたして小牧騎手はどう出るか!?
■僕は絶対に馬のせいにはしない
──今月もまた、ユーザーからたくさんの質問がきています。まず「馬の気性はそれぞれだと思いますが、やっぱりあのお母さんの仔だなぁとか、お父さんの血統を受け継いでいるなぁとか、騎乗していてわかるものでしょうか」という質問です。
小牧 なんとなくはわかるね。やっぱり、兄弟は似たような動きをしたりするから。基本的に、兄弟はみんな似てますよ。橋口先生のところは(兄弟が)多いからね、よくわかる。うるさい兄弟は、みんなうるさいです。
兄弟馬は、よく似ている
小牧 うん、似てる。うるさいです。その下のレッドアリオンも、カリカリしてますわ。
──騎手の方も、思い入れのある馬の子には、やはり、積極的に乗りたいと思うものですか?
小牧 乗せてもらえるんやったら乗りたいけどね。でも現実は、乗りたくても乗られへん場合も多いし。それ以前に、僕の場合、あんまり思い入れとかはないかな(笑)。ああ、あの子の子供なんや…とは思うけどね。
──そもそも小牧さんは、以前からあまり血統は意識されないとおっしゃってましたものね。
小牧 意識しないというより、血統のことをあんまり知らないんですわ。誰かに教えてほしいくらい(笑)。
──続いての質問は、ちょっと答えづらいかもしれませんが…「レース後のコメントで、馬主や調教師を意識して、実際よりいいように言ったりすることはあるのでしょうか?」というものです。
小牧 うん、あるよ。ただ、嘘をつくということではなく・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。