鞍上に悩むクラシック候補生/吉田竜作マル秘週報

2012年10月17日(水) 18:00

 先週の当欄で「ディアマイベイビーの将来は岩田の騎乗にかかっている」と書いたが、次走予定のGIIIファンタジーS(11月10日=京都芝外1400メートル)からコンビ解消の可能性が出てきた。

「芙蓉Sを勝ったの(加藤征厩舎のサンブルエミューズ)がいるだろ。岩田はアレに乗ると思うんだ。『ファンタジーSは乗れる』と言ってくれているが、こちらとしては阪神JFにも乗ってくれる人間に乗ってもらいたい」と松田博調教師。

 とはいえ、条件に見合う騎手がなかなか見つからないのが現状。果たして誰がディアマイベイビーをGIロードへと導くのだろうか?

 暮れのGIに向けてのステップレースが行われていく中では、どうしても前出ディアマイベイビーのようなケースは出てくる。まして、来春のクラシックを意識しているような馬なら「本番直前での乗り替わりは避けたい」と願うのは当然。おのずと早めに主戦を確保しようとする動きが活発化するものなのだ。

 牡馬戦線にも同様の動きが・・・

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