平和賞展望&マイルグランプリ回顧

2012年10月30日(火) 18:00

◆平和賞展望(10月31日 サラ2歳 定量 地方競馬交流 南関東SIII 1600m)

 平和賞は今年第57回目、南関東では「全日本2歳優駿=川崎・今年第62回目」に次ぐ歴史を持つ伝統の2歳重賞。それにしては明春クラシックに案外結びつかない傾向が続いたが、近年その優勝馬、好走馬からシーチャリオット、フリオーソなど大物出現。加えて平成18年から全国地方交流と出走条件が変更され、レースの格がワンランク上がっている。

鎌倉記念(川崎)→平和賞(船橋)→ハイセイコー記念(大井)、レース施行順が各年まちまちなだけに微妙だが、同じ“左回り千六”、その観点からは今回平和賞が、GI2歳優駿へ向け最も有力なトライアルといえるだろう。

 ただ今年は、近年主力となる北海道勢に傑出馬が見当たらない。鎌倉記念2〜3着、クラグオー、ミータローが回避。大物感があるストーミングスター(イノセントC勝ち)も登録だけで出走を見送った。現時点レベル上位(南関東比較で)とみられる船橋勢・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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