2012年10月30日(火) 18:00 29
この秋のG1での◎良績の流れを崩さないため、相当に頭を悩ませた天皇賞・秋でしたが、最終的には併用調教であるということを最重要視して、エイシンフラッシュに◎を打つことができました。もちろん併用調教ということなら、他にも選択肢はあったのですが、併用調教ならエイシンフラッシュしかいませんでした。
それは追い切りの動きです。No.1予想のコラムにも記しましたが「いっつも動く馬やん」という突っ込みがあることは承知の上でした。それを否定するつもりはありません。ただ今回の追い切りは「ミルコ・デムーロ騎手が跨って、馬の後ろで我慢させる調教」というのが今までと違うのです。私は追い切りで動いたからではなく、こういった状況で鞍上の指示通りに動いたエイシンフラッシュに久しぶりのG1勝ちがイメージできたので、◎を打ったのです。
それを裏付けるように、エイシンフラッシュを担当する久保敏也調教助手からは「デムーロ騎手が・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ