アルゼンチン共和国杯

2012年11月03日(土) 18:00 64

 長距離の、それもあまりごまかしの利かない底力を問われるレースは少ない。そのため、この東京2500mで台頭した若い馬(とくに4歳馬)は、昨11年のトレイルブレイザーを筆頭に、10年のトーセンジョーダン、09年2着のアーネストリー、08年のスクリーンヒーロー、ジャガーメイル、07年のアドマイヤジュピタ…など、4歳馬として勝ち負けした馬のほとんどが、やがてGI級に育っている。

 いま、この重賞は大変な出世レースになりつつある。東京のハンデ戦であること、ちょうど世代交替のシーズンでもあるからだろう。

 また、ごく順当という結果が少ないのも・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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