佐藤正師が語るニシノフラワーとサウンドアリーナの違い/吉田竜作マル秘週報

2012年12月05日(水) 18:00

 2歳女王決定戦阪神JFウイークを迎えた。東西の前哨戦は、新設重賞アルテミスSを目下絶好調の須貝厩舎コレクターアイテムが快勝、ファンタジーSはサウンドリアーナが2着に3馬身差の圧勝劇を飾った。おそらくこの2頭に、関東馬サンブルエミューズが加わって熱戦が繰り広げられることになるのでは。中でも今年、最も注目したいのはサウンドリアーナとそれを送り出す佐藤正雄調教師だ。

 佐藤正調教師は記者がこの世界に入った当時、すでに騎手を引退しており、松田正厩舎で調教助手になっていた。記者は関東圏で競馬を見ていたこともあって、「年季の入った助手さんだなあ」という印象だったが、先輩記者たちから「ニシノフラワーとのコンビで1991年の阪神3歳牝馬S(当時)を制した主戦ジョッキーで、桜花賞前に自ら降板を願い出た」という話を聞いた時には驚いた・・・

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東京スポーツ

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