阪神JF

2012年12月08日(土) 18:00 49

 2006年から現在の外回り、坂のあるタフなコースの1600mとなって最初の勝ち馬はウオッカ(日本ダービーなど)。続く07年の勝ち馬はトールポピー(オークス馬)。さらに08年の勝ち馬はブエナビスタ(もう少しで牝馬三冠馬)、さらに09年はアパパネ(牝馬三冠馬)。ここ2年のレーヴディソール、ジョワドヴィーヴィルこそ故障などでクラシック馬となっていないが、阪神ジュベナイルFの勝ち馬=クラシックホースの図式ができ上がっている。

 もともと阪神の1600mは桜花賞と同じなので、最初のクラシックレースとなる桜花賞と強く関連していたが、2歳戦が早まり、距離1600~2000mの2歳のポイントレースも珍しくなくなった現在、早熟系のスピード馬の勝つ「2歳GI」ではなくなっている。早くも3歳クラシックの主役が浮かび上がるレースに変化している。

 といって、変にハードルを高く設定して検討することはないが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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