ゴールドC展望&クイーン賞回顧

2012年12月11日(火) 18:00

 ゴールドCは平成20年に施行時季、出走条件、距離、すべて大きく変わったリニューアル重賞(昭和32年〜平成13年まで、3歳馬・2000mで実施)。記者を含めオールドファンにはまだ少し違和感も残るが、まあそれはノスタルジーというものだろう。

 実際この時季、現在の3歳馬に“浦和・2000m”を組んでも、本来重賞レースが持つべき狙いと目的、さらに大義名分が浮かばない。いずれにせよ、過去4回の結果からはリニューアルが正解だった。

 とりわけA1=58、A2=56キロ(牝馬2キロ減)という、シンプルな別定重量が英断と思う。優勝馬の顔ぶれ、チェレブラーレ、ノースダンデー、ボランタス、ナイキマドリード…そう並べても、JpnIII級に見劣りしない。そして今年も実際、さまざまな経歴、個性を持つ馬がそろって目移りする。いわゆる“佳作”だけれど・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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