“西高東低”を際立たせる自ブロック優先制度の悪循環/吉田竜作マル秘週報

2012年12月19日(水) 18:01

 今年の競馬界も様々な話題があふれたが、個人的に気になっているのはこの秋から始まった「自ブロック優先制度」(第3場を除く東西主場では“地元”の馬を優先的に出走させる制度)。

 この制度によって下級条件(POGで当てはまるのは2歳未勝利戦)が原則、それぞれのブロックの馬たちで行われることに。

 で、大事になってくるのがフルゲートで行われればの話ということ。仮にフルゲートに満たず「空き」が出てしまうと、そこに他ブロックの馬たちを受け入れなくてはならなくなる。こうなると、この制度の意味がなくなってしまうのだ。

 回りくどい言い方になってしまったが、典型的な事例となったのが・・・

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