TCK女王盃展望&ニューイヤーC回顧

2013年01月22日(火) 18:00

◆TCK女王盃(1月23日 大井 サラ4歳以上牝馬 別定 JpnIII 1800m)

「TCK女王盃」は平成10年、当初から交流GIIIとして創設され、過去15年の歴史を重ねる。その第1回をトミケンクイン(笠松)が制し、以後12年ヤマノリアル(船橋)、13年ベラミロード(宇都宮)、15年ネームヴァリュー(船橋)。“ひと昔前”という言い方ができるなら、明らかに地方馬の健闘が目立つレースだった。ただ近年はずっとJRA勢に押され気味(16〜21年までJRA連続優勝)。22年ユキチャンが一矢報いたものの、彼女はJRA→川崎転厩で生え抜きではない。だから昨年ハルサンサン快勝は、嬉しさと驚きを同時に覚えた。道中超スロー、それを同馬は4コーナー5番手から大外に持ち出し上がり36秒5、文字通り究極の切れで差し切った。いつもながらの結論で申し訳ない。“ネヴァーギブアップ”というやつ。ラヴェリータ引退、ミラクルレジェンド不在(20日・東海Sに出走し4着)の今年・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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