京都牝馬S回顧
抜群の伸縮力を見せるハナズゴール
京都牝馬Sはハナズゴールが優勝。相変わらず見栄えのする馬体ではありませんが、この馬なりにふっくらとしていて、トモのボリューム感も増していました。こういった見栄えのしない馬については、一見でパドックで見極めるのはかなり難しい馬ですが、縦の比較で見ていけば好不調を判断することができます。
この馬の良さは体の伸縮力が強いところ。走らせると、見た目からは想像できないくらいストライドが伸びます。各関節が柔らかくて、筋肉の質が強いからこそ、このようなストライドを実現できるのでしょう。同じ牝馬で強かったブエナビスタもこんな感じでした。能力的には・・・
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古澤秀和
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中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。