ラウンドワールドが回避した“真の理由”/吉田竜作マル秘週報

2013年01月23日(水) 18:00

 14日に中山競馬場で予定されていた京成杯はご存じのように大雪のため21日に順延して行われた。14日当日、中山で出走を待っていた馬たちは翌15日(火曜)に栗東に向けて出発したが、雪の影響で10時間を超える長旅に…。

 これには当事者でない厩舎関係者からも「あれはかわいそう」と同情の声があったが、天災についてあれこれ言っても仕方がない。それよりも当事者たちにとっては「もう一度京成杯に出るべきかどうか」が最大の関心事だったようだ。

「(レースの出否は)オーナーが決めることなので。ただ、あれだけの長旅の後とは思えないくらいカイバ食いが良く、元気いっぱい」と語っていたのは再度の出走を決めたマイネルマエストロの西園調教師。中二助手も「見た目には疲れとかイライラも感じないし、担当の甲斐(助手)も『よくカイバを食べてくれる』と感心していた」(結果は5着)。

 一方で最初に出馬表に名前を連ねた関西馬ではラウンドワールドとリグヴェーダが回避を決めた。水曜の段階で「帰ってきて・・・

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