熊沢重文騎手(1)『史上初!平地・障害両グランプリ制覇の偉業』

2013年02月04日(月) 12:00

2月のゲストは熊沢重文騎手。昨年暮れの中山大障害を制覇。1991年にダイユウサクで有馬記念を制していて、史上初の平地・障害両グランプリ制覇の偉業を築きました。競馬学校第2期生、同期で現役は横山典弘騎手とたったふたり。「“しぶとく”をモットーにここまで来た」と語る熊沢騎手。今年45歳を迎えたベテランの素顔に迫ります。
おじゃ馬します!

平地・障害で活躍のベテラン熊沢重文騎手

:中山大障害をマーベラスカイザーで勝利。おめでとうございます。

熊沢 :ありがとうございます。

:1991年にダイユウサクで有馬記念を勝たれていて、これで平地と障害両グランプリ制覇。史上初の快挙ですね。

熊沢 :ずいぶんと間が開いているので、もう忘れた方もいるでしょうね(笑)。どっちを絡めてということではなくて、どちらも勝てて嬉しかったレースです。

:中山大障害は「ダービーと並んで最も獲りたいレース」ともおっしゃっていましたが?

熊沢 :そうですね。若い頃に言った事なので、今となってはどんなレースでも勝ちたいですけど、障害にずっと乗っている人間にとっては、やっぱりここが一番ですので。日本でトップのレースですからね。

:それを実現されたんですもんね。中山大障害は7回目の挑戦での制覇と。

熊沢 :乗った回数、少ないでしょ? 20年以上も乗っているのにね。そこまで・・・

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東奈緒美・赤見千尋

東奈緒美 1983年1月2日生まれ、三重県出身。タレントとして関西圏を中心にテレビやCMで活躍中。グリーンチャンネル「トレセンリポート」のレギュラーリポーターを務めたことで、競馬に興味を抱き、また多くの競馬関係者との交流を深めている。

赤見千尋 1978年2月2日生まれ、群馬県出身。98年10月に公営高崎競馬の騎手としてデビュー。以来、高崎競馬廃止の05年1月まで騎乗を続けた。通算成績は2033戦91勝。引退後は、グリーンチャンネル「トレセンTIME」の美浦リポーターを担当したほか、KBS京都「競馬展望プラス」MC、秋田書店「プレイコミック」で連載した「優駿の門・ASUMI」の原作を手掛けるなど幅広く活躍。

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