2013年02月13日(水) 12:00
●スリーブラック(牝 美浦・田中剛 父ブラックタイド、母イシノグレイス) 母イシノグレイスは芝のスプリント路線で出世し、アイビスサマーダッシュ(GIII)4着という実績がある。母の父ロイヤルアカデミーはロイヤルスズカ(98年スワンS-GII)、イルバチオ(03年アイビスサマーダッシュ-GIII)、Bullish Luck(06年安田記念-GI)などマイル以下で良績を挙げている。父ブラックタイドはデイープインパクトの全兄にあたる良血で、初年度産駒からテイエムイナズマ(12年デイリー杯2歳S-GII)を出した。ディープインパクトはスプリント血統と相性がよく、ブラックタイドも似たような傾向はあるだろう。したがってスプリント重賞での実績があるイシノグレイスは悪くないはずだ。父が持つHalo≒Sir Ivor 2×4を継続して自身は3・5×4とし、父と相性のいいRound Tableを持つ点も評価できる。芝向きのマイラー。
●ノードブライティア(牝 栗東・橋口弘次郎 父アグネスタキオン、母スプリングネヴァー)・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG