2013年02月14日(木) 18:00 14
にも関わらず、「都合がつけば、1週前追い切りと最終追い切りには松岡君に跨ってもらう予定です」と話したのが安達昭夫調教師。あくまで個人的な意見だが「ジョッキーは前走の騎乗で感触を掴んでいるだろうし、もう8歳なんだから、そこまでする必要があるのかな?」と考えていた。しかしそれが違っていたことを今朝(14日)、実感することになる。
1週前追い切りの時点で、馬場が悪いとノメる癖があるエスポワールシチーがしっかりと最後まで走ってきたことで「すごく体調がいいのかな」と思っていたが、最終追い切りの坂路でも4F56.2~2F24.9~1F12.3秒と終いがしっかりした動き。もちろんノメるようなシーンはなかった。
エスポワールシチー復活の気配
ノメらなかったことについて、私が松岡正海騎手が跨ったことも影響したんでしょうか?と尋ねると、「それもあるかも知れませんが、3週間くらい前から凄く状態が良くなってきたんですよ。獣医さんもそのあたりを褒めてくれていて」と師。そして、追い切り翌日の追い切り後の様子を見るために馬房にお邪魔して、写真撮影させていただいたのだが、その際に担当する森崎教太調教助手も「3週間くらい前から歩き方とかキャンターとかも良くなってきて、他の厩舎の方かも『良くなったなあ』と声を掛けられるんですよ」とのこと。
これはあくまで想像だが「東京大賞典の時とは状態が違うよ」ということを松岡騎手に知ってもらうために、2週続けて追い切りに跨ってもらったのではないだろうか。
2012年フェブラリーSの覇者テスタマッタ。こちらは前走・根岸Sに出走する際、村山明調教師から「球節炎の影響で・・・
netkeiba特派員
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