フェブラリーS

2013年02月18日(月) 18:00

 立ち直りつつあった5歳グレープブランデー(父マンハッタンカフェ)が、さらに迫力を増した馬体から、一段と力強さを加えたフットワークを爆発させて快勝。時計は上々の1分35秒1。

 好スタートから厳しい流れを読むと一度下げ、後半の爆発力に結びつけた浜中俊騎手の落ち着いた騎乗が光ると同時に、管理する安田隆行厩舎からは、トランセンド(種牡馬入り)の次の時代を引き受けるべくまた新しいチャンピオンが誕生した。

 グレープブランデーは、3歳夏のジャパンダートダービー(大井2000m)を制したころより、また、骨折の長い休養から戻って4歳夏の阿蘇S(小倉ダート1700m)を日本レコードと小差の1分41秒9で勝った当時より、さらには完全復活を告げた前走の東海S(中京ダート1800m)より・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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