世代交代とは言えずも新たな時代の幕開け/フェブラリーSパドック回顧

2013年02月19日(火) 18:00 12

グレープブランデー

グレープブランデー

エスポワールシチー

エスポワールシチー

 フェブラリーSはグレープブランデーが優勝。パドックに入ってきた瞬間に「おお」と思うくらいトモが良化して状態も良くなっていました。直前情報でも書いたように、馬は一番良かったです。ただ、マイルの距離は1ハロンは短いですし、飛びが大きくて不器用なところがあるので、多頭数の内枠を捌けるかが懸念されましたが、レースでは浜中騎手が上手く外に持ち出しました。マイルのGIで勝てたのはかなり大きな収穫で、距離が延びればさらにいいので、これから一時代を築いていけるかもしれません。ハタノヴァンクールやローマンレジェンドとの対決が楽しみです。

 2着のエスポワールシチーは状態としては素晴らしかったです。レースがそうだったように番手くらいで競馬できそうなのは見えていたので、予想としてはこちらに本命を打つべきだったと反省しています。今回は砂質が重かったですし、軽い砂に適性が高いだけに、もう少し軽い砂になっていれば押し切れたでしょう。高齢ですが・・・

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古澤秀和

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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