デビューが待たれる豪州産の良血モアザンジョイ

2013年02月20日(水) 12:00 6

●アステュート(牝 栗東・河内洋 父アグネスタキオン、母オブザーヴァント)
 2代母パテントリークリアは、タイキフォーチュン(96年NHKマイルC-GI)、タイキダイヤ(99年クリスタルC-GIII)、タイキリオン(02年ニュージーランドT-GII)と3頭の重賞ウィナーを送り出した名繁殖牝馬。母オブザーヴァントは未勝利に終わったが、良血だけに繁殖牝馬としては期待したい馬だ。半姉ハイカックウ(父High Chaparral)はチューリップ賞(GIII)7着、全兄メイショウグラハムは1勝馬ながら、新潟芝1800mの新馬戦を1馬身半差で勝ったレースぶりは鮮やかだった。母の父がCapoteなのでいかにも仕上がりが早く、レースに出てくればいきなり勝負になるタイプ。牝馬なのでマイル以下の芝でスピードを活かすタイプだろう。

●モアザンジョイ(牡 美浦・木村哲也 父More Than Ready、母Tuesday Joy)・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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