2013年02月23日(土) 18:00
伝統の中山記念は、距離の異なった創設期から、リピーターの台頭するレースとして出発した歴史がある。1800mになってからはさらにその傾向が強まり、ソシアルバターフライの一族が大活躍した当時は、エイティトウショウを代表格に、数多くの一族の馬が中心馬や伏兵となった。
現代でもその傾向は変わらず、カンパニーが[2・4・不・1・1着]、バランスオブゲームが[2・不・1・1着]、ローエングリンが[1・3・不・不・1着]など、再三再四、リピーターががんばっている。
理由はいくつもあるだろうが、この時期にはベテランがまだ多く存在して、まだ冬休みの馬もいるから、中山記念を目標にすると出走しやすいこと。
馬場を一周する形の独特のコースと距離なので、ただ、コースや距離が合うだけではないスペシャリストが出現しやすいことだろう。
リピーターがくるということは・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。