2013年03月05日(火) 12:00
いまさら言うまでもなく、中山牝馬Sは荒れる重賞である。
中山コースに原因があるのかと思いきや、震災の影響で阪神に舞台を移した2011年はもっと荒れてしまった(2ケタ人気馬3頭で決まって200万馬券)。
荒れやすい重賞といっても、普通のレースならばなにかしら糸口が見つかり、それがファンの間に普及していつの間にか均衡が成立するものである。東京のハンデGIIにおける前走条件戦組重視などはその好例だろう。ところが、中山牝馬Sの場合には、これといって切り口が見つからない。
ハンデ戦ということで・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
須田鷹雄「回収率向上大作戦」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。