ハーツクライ産駒の激走パターンを見極める(4)

2013年03月06日(水) 18:00

 先週まで、ハーツクライ産駒の激走パターンを徹底的に重賞を使ってみてきた。その中で、1つだけパターンと少しずれたレースが見つかったのだった。ダイヤモンドSで1番人気1着したアドマイヤラクティである。

 人気通りに走って平凡な結果ではあるが、今までと少しパターンが違うときにこそ、よく分析しないと、重大な問題を見逃してしまうことがある。

 アドマイヤラクティの場合は、前走2番人気3着と人気を裏切り、普通のM的考えでは、それほど疲れのない状態だった。

 ただ、それまで2戦をGIIというトップクラスで3着に好走し、今回は中3週。今回は蓄積疲労の問題が出てくる。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

今井雅宏

ストレス、ショック療法など、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見し、従来の競馬常識を完全に覆した。現在は、競馬雑誌等で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催し、毎週予想情報の提供を行なっている。主な著書に「短縮ショッカー」、「ウマゲノム版種牡馬辞典」、「ポケット版 大穴血統辞典」などがある。

新着コラム

コラムを探す