距離が延びて更に!/フィリーズレビューパドック回顧

2013年03月12日(火) 18:00 8

メイショウマンボ

メイショウマンボ

 桜花賞トライアルの報知杯フィリーズレビューは3番人気のメイショウマンボが優勝。パドックでの姿は馬体重のマイナス6キロが示す通り、ギリギリの仕上げ。細いくらいに映りましたが、トモの張りが良く、腰がぶれない体幹の強さを感じさせる馬体でした。ツナギが立っていて、今の力の要る阪神コースはこの馬に合っています。レース自体は内回りの1400mということで適性は高くなかったと思いますが、内枠を鞍上がうまく捌いての完勝。本番の条件はこの馬にとって更に良いでしょうし、軽く馬場が渋るようならチャンスは十分です。

 2着に入線したナンシーシャインは、ブラックタキシード産駒らしく手先が軽い馬体で、コンパクトにまとまった体型です。前走の東京芝1400mでの圧勝が納得いく体付きでした。レースでは前走とは違って控えましたが、内枠の利をフルに生かして最内を突いて伸びてきました。距離は1200m~1400m位がベストだと思います。

 3着のティズトレメンダスは・・・

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古澤秀和

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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