2013年03月21日(木) 18:00
ノスタルジックな福山競馬場
この日は快晴の日曜日。来場人員は3500人越えとのとこ。「お正月並みの大盛況」(福山競馬)だそうで、幼い子の手を引いた家族連れも多く見受けられました。この日、わたしは地元出身の友達と一緒に伺ったのですが、その方も「幼いころ、父親を探しに母と一緒に福山競馬に遊びにきたことがある」という人のひとりでした。「父は行き先を言わずに家を出て。でも、母は行き先が福山競馬場であることはすぐに察知したみたい。その日の午後、母は自分を連れて競馬場へ行ったところ、案の定、父は馬券を買っていた。でも、母はそれを咎めることなく、家族でワイワイとその日一日を競馬場でのんびり過ごしました・・・。懐かしいなぁ」うーん、ノスタルジー。すぐ近くには福山の方たちが成人式を迎える会場があるなど、かつてこの地は駅前に次ぐ地元の中心地だったそうです。いまはゆっくり時間が流れる地となりましたが、それでも福山競馬との別れを惜しむ人たちが絶え間なくやってくる姿を見ると、胸に響くものがありました。
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花岡貴子
デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)