主役なき桜花賞

2013年04月02日(火) 12:00

 桜花賞に向かうにはいくつかのルートがある。チューリップ賞、フィリーズレビュー、アネモネSというトライアル、そしてフラワーCが主要ルートだ。

 今年はこの4レースで、いずれも1番人気馬が敗れた。優勝したのは各レースの2番人気馬か3番人気馬である。

 このようなケースはどのくらいあるのだろうか?

 フィリーズレビューというレース名ができた2001年以降でいうと・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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