クラウンC展望&東京スプリント回顧

2013年04月16日(火) 18:00

◆クラウンカップ展望
(4月17日 川崎 サラ3歳 別定 南関東SIII 1600m)

 「クラウンカップ」は平成10年、準重賞からSIII昇格。以後10〜12年=2100m、13〜17年=2000m、18年に現在の1600mに条件が変更された。開催日程の関係上、そのポジションは年々動くが、今年は羽田盃がすぐ来週の4月24日。それに対応した形で「東京ダービーTR=1〜2着馬に優先出走権」として行なわれる。ただ、言わずもがなクラシックTRは競馬根幹に関わる大事なレース。時季、条件をコロコロ変えては意味がない。南関東4場、全体を見据え1つになった番組(日程)作りを改めて切望する。記者私見を書けば、このレースは距離2000〜2100に確定してほしいと思う。京浜盃(1700m)がある以上、ここで再びマイル戦は正直先につながらない。実際クラウンC優勝馬から、14年キングセイバー、21年サイレントスタメンと、2頭のダービーウィナーが出現した。クラウンカップ=東京ダービーTR。そうファンが認識してこそ、重賞競走の価値と個性が出てくる…そんな気がする。

 (1)…波乱含み。・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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