2013年04月18日(木) 18:00
最近の栗東は寒暖の差が激しい毎日が続いています。まさに三寒四温。陽射しはとても強いのですが、空気はまだ少し肌寒いというかんじ。我々人間は、太陽が出るか出ないかで羽織るものを1枚脱いで調整しますが、馬は脱げないから人間以上にこの太陽の暑さを肌で感じているのでしょうね。馬房の中はみな日蔭なので涼しいですけど。馬のためにも、もう少し陽射しが和らげばいいのですが…。
ツィンクルソード
シシャモオージ
そうそう。実はこの両親、4歳(現在の3歳)時に一度だけ対戦しているんです。6月の菩提樹ステークス、逃げたテンザンストームは3連勝中のタイキシャトルの追撃をクビ差かわして逃げ切り勝ちをおさめています。タイキシャトルは3着に敗れた引退レースをのぞき、それ以前もそれ以降もひたすら勝ち続けた強豪。もしも菩提樹ステークスの敗戦がなければ、タイキシャトルはデビュー以来、勝ち星を重ね続けていたわけで…。あの対戦から十数年を経て、クビ差かわせなかった牝馬がお嫁さんになるとは!こんなストーリーを紐解いていくのも競馬の醍醐味ですね。
コパノリチャード
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
花岡貴子「ねぇさんのトレセン密着」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
花岡貴子
デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)