2013年04月20日(土) 20:00
今週から2回東京と3回京都の開催がスタート。2011年の2回東京&3回京都開幕週から発売が始まったWIN5は2周年を迎えます。
上限である2億円の配当が飛び出したのは2011年6月26日、2012年11月25日、2012年12月9日の計3回。「“最高で2億円!”と謳っていたわりに肝心の2億円決着が少な過ぎないか?」と思っている方は多いかもしれません。しかし、発売開始前の2011年4月1日に上梓した拙著『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!!少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)で私が「せいぜい年に1〜2回」と予測していた通り、確率を考えればこんなものです。ランダムな数字ではなく、競馬の、それも1着馬だけを当てるゲームですから、全国で数人しか想像できない結果になることなどそうそうありません。
WIN5の導入から丸2年が経過し「まだ当てたことすらない」という方はだいぶ減ったはず。今後は「どうやって他の参加者が買っていない目(=高額配当)を的中させるか」「より少ない投資金額で的中させる方法はないか」といった方向性で研究が進み、ゲームとして新たなステージを迎えるのでしょう。私自身、つい最近も前述した拙著の読者から派手な的中報告をいただき、大きな刺激を受けたばかり。WIN5研究の最前線に留まれるよう、これからも精進していきたいと思います。(伊吹雅也)
【井内利彰のWIN5見解】 ■今週の1点勝負レース →京都10R 上賀茂S 春開催に行われた、1600万下の京都ダート1800mの1着馬8頭のうち、坂路系統の調教タイプが6頭。そのうち、半数の3頭は調教本数の多い、標準多めでした。ロングロウは前走を乗込坂路で1着。今回も引き続き、乗込坂路で出走しており、自身の好走調教タイプであり、このレースに対する調教適性も高いというわけです。
推奨馬:4.ロングロウ
■今週の多点買いレース →東京11R フローラS 良馬場前提ということになりますが、春開催の東京芝2000mを鉄板スポットにしている堀宣行厩舎。エバーブロッサムはもちろん高い評価ですが、レース当日は雨の心配大。稍重になると、極端に成績の下がるデータだけに、単穴評価を妥当としました。ロジプリンセスは3歳牝馬にしては、珍しく、調教内容に大きな変動のない馬で、近2走と同じような調教内容が武器。テンシンランマンも同様のことが言えますし、最終追い切り南P追いは1着馬として有利な追い切り場所です。
推奨馬:10.エバーブロッサム、15.ロジプリンセス、18.テンシンランマン
【古澤秀和のWIN5見解】 ■今週の1点勝負レース →京都11R マイラーズC ここはクラレント一頭で勝負したい。馬体写真を見るとグンと馬が良くなっているし、このメンバー相手でも全く見劣りしない。しかも今回は開幕週の京都で内枠を引けたし、56キロの斤量で走れるのも有利。相手は揃っているが、ここは確実に勝ち負けに持ち込んできそうだ。
推奨馬:2.クラレント
■今週の多点買いレース →京都10R上賀茂S セトノメジャーは脚抜きの良い馬場が合うタイプ。京都コースも合っているし、ここは勝ち負けに持ち込めて良い。ジョーメテオも脚抜きの良い馬場が合う。ハンデも手ごろで勝ち負け可能。ロングロウは昇級戦になるが、先行力が魅力だし、能力的にも通用して良い。エーシンリボルバーは57キロのハンデが鍵も、ハンデの通り能力はここでは上位だし、スンナリ押し切られても仕方がない。押さえは必要。グッドカレラはここ4走が負け過ぎだが、自分の形で3角くらいから先頭に立てれば怖いところがある。穴で入れておきたい。ママキジャは軽い馬場が合うタイプ。ある程度前に付ける脚もあるし、直線が平坦な京都コースも合っている。
推奨馬:1.セトノメジャー、3.ジョーメテオ、4.ロングロウ、8.エーシンリボルバー、12.グッドカレラ、13.ママキジャ
【伊吹雅也のWIN5見解】 ■今週の1点勝負レース →京都10R 上賀茂S 昨年の3回京都ダート1800mは、1000万下から上のクラスのレースに限ると5〜8枠の馬が[2-2-4-40]といまひとつ。今開催も今のところ内めの枠に入った馬が優勢です。注目はM.デムーロ騎手とロングロウのコンビ。クロフネ牡馬と相性がいいジョッキーなので乗り替わりは問題なさそうですし、このメンバー構成なら展開にも恵まれるでしょう。
■今週の多点買いレース →東京11R フローラS 2006年以降の優勝馬7頭は、いずれも1800mのレースで優勝経験があるか、1800mのJRA重賞で連対経験があった馬。芝1600m以下を主戦場としてきた馬はもちろん、芝2000m以上のレースで台頭してきた馬もあまり信頼できません。狙ってみたいのは芝1800mの未勝利を勝ち上がったブリュネット、セキショウ、芝1800mのJRA重賞で連対経験があるエバーブロッサム、芝1800mのレースを2勝しているテンシンランマン。
推奨馬:6.ブリュネット、10.エバーブロッサム、11.セキショウ、18.テンシンランマン
【石橋武のWIN5見解】 ■今週の「単勝二頭流」レース →京都10R 上賀茂S エーシンリボルバーは、3走前に今回と同じ京都ダート1800mで2着(観月橋S)。昇級緒戦だったことも考えると上々の結果だ。4歳の秋から充実の一途をたどっており、叩き3走目の上積み、そして4戦して3連対を誇る得意の京都ダートコースなら大いに期待できる。
ポイマンドレースは、2010年の秋に休むまではデビュー戦以外馬券圏内を外したことのない堅実な馬だった。しかし、その休養でリズムが狂ってしまい、以降は惨敗続き。馬券に絡むどころかふたケタ着順の山を築くようになってしまった。そのポイマンドレースに復活の兆しが見えたのが今回と同じ京都ダート1800mで行なわれた平城京S。10番人気ながら2着に激走したのだ。近2走は休み明けで馬体を減らしていたこともあって、大敗を喫しているが、それでも徐々に持ち直している。叩き3走目で大きく変わるなら、久々の大激走が見られる。思い切って狙ってみたい。
推奨馬:8.エーシンリボルバー(人気馬)、6.ポイマンドレース(穴馬)
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伊吹雅也
競馬評論家。JRAの公式ホームページ内「今週の注目レース」にて“データ分析”のコーナーを、TCK(東京シティ競馬)の公式ホームページ内「分析レポート」にて重賞競走のデータ分析を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラム、『週刊アサヒ芸能』、『競馬王』などさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『WIN5攻略全書 回収率150%超!“ミスターWIN5”のマインドセット』、『コース別 本当に儲かる騎手大全』シリーズ、『コース別 本当に儲かる血統大全』シリーズ、『ウルトラ回収率』シリーズ(いずれもガイドワークス)など。