現役馬M3タイプ解説

2013年04月24日(水) 18:00

 春クラシック2戦が終わった。

 そこで今回は3歳牡馬のM3分析をしていこうと思う。M3分析とは、各馬の戦績と血統から、どういう状況でパフォーマンスを上げられるか、あるいはどういう状況でパフォーマンスが下がるのかを、馬券的に分析していく手法である。

 まず、皐月賞を勝ったロゴタイプ。

 ローエングリン産駒は、量やパワーが豊富で、力任せに単調な競馬をして強い。

 母父サンデーサイレンスも母父になると似たタイプになり、強引にパワー勝負に出て強い。闘う意欲(S要素)も強く、そこがやや量に偏っているローエングリンの弱点を補っている。

 苦しい状況のときに・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

今井雅宏

ストレス、ショック療法など、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見し、従来の競馬常識を完全に覆した。現在は、競馬雑誌等で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催し、毎週予想情報の提供を行なっている。主な著書に「短縮ショッカー」、「ウマゲノム版種牡馬辞典」、「ポケット版 大穴血統辞典」などがある。

新着コラム

コラムを探す