2013年05月07日(火) 18:00 18
ナリタパイレーツで参戦した皐月賞は、残念ながら11着。その皐月賞のお話から、教養センターの同期である山藤統宏氏(大井競馬の調教師)の突然死、さらにご自身の健康診断の結果について話題が及び…。心身ともに慌ただしかったという、濃密な10日間を振り返ります!
■同期が突然死……信じられへんかった
──先月、「もっと距離があったほうが…」とおっしゃっていたナリタパイレーツですが、皐月賞は11着でした。やはり、あの馬にとってGIの2000mの流れは速かったですか?
小牧 そうやね。せめて3、4番手くらい付けたかったけど…。そこまでも行かれへんかった。ある意味、思った通りでしたわ。流れも速かったね。でも、初めて揉まれたわりには、よく頑張ったと思うよ。ダービーに出るには賞金が足りないので、京都新聞杯に…っていう話だったんやけど、そこも使えなくなったってメールがあったわ。故障したみたいやね。
──そうでしたか。距離延びて…と思っていただけに、残念です。秋には間に合うといいですね。
ナリタパイレーツはもうちょっと力をつけないと
小牧 そうやね。でもまぁ、もうちょっと力をつけないことには厳しいかもね。
──中山は久々でしたが、皐月賞の夜は真っ直ぐお帰りになったんですか?
小牧 うん、帰りました。実はね、・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。