『今年も桜花賞組が強力と判断していい』オークス、藤村和彦氏の見解

2013年05月14日(火) 15:00

昨年のオークスは、桜花賞上位組が好走。はたして今年もその流れが続くのか。元デイリー本紙担当の藤村和彦が、過去データからオークス激走馬を見抜く!


 3歳牝馬の目標であると同時に桜花賞は大きな役割を担う。最もレベルの高いオークスの前哨戦という位置づけがそれだ。

今年も強力な桜花賞上位組

今年も強力な桜花賞上位組

 阪神競馬場が改装された2006年の暮れから芝のマイルコースは現行のものとなった。470mを超える直線は右回りの競馬場では最長を誇り中山競馬場とそん色のない勾配を持つ急坂がある。2歳時からごまかしの利かない難所で鍛えれられている実力馬は一戦で得るものが多い。場所は変わっても桜→樫というステージは直結しているのが2007年以降の傾向でわかる。同じコースの阪神JF、チューリップ賞への参戦があればさらに強固になる。

 今年の桜花賞で掲示板を占めた5頭はすべてチューリップ賞をステップに挑んでいる。桜花賞2着のレッドオーヴァルを除けば残り4頭は阪神JFにも出走しているのだ。

桜花賞1着アユサン(チューリップ賞3着、阪神JF7着)
桜花賞2着レッドオーヴァル(チューリップ賞7着、阪神JF不出走)
桜花賞3着プリンセスジャック(チューリップ賞8着、阪神JF6着)
桜花賞4着クロフネサプライズ(チューリップ賞1着、阪神JF2着)
桜花賞5着ローブティサージュ(チューリップ賞9着、阪神JF1着)・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

netkeiba特派員

有名予想家・ライターによるGIスペシャルコラムや、有力馬密着レポート、1週前からの調教レポートなど、GIレースの攻略情報をどこよりも詳しく、より濃密にお届けします。公開はプレミアムサービス限定となります。

新着コラム

コラムを探す