2013年05月14日(火) 18:00 19
いよいよ春競馬のクライマックス、オークス、ダービーが目前に迫りました。今年は、桜花賞、皐月賞とデムーロ兄弟が制覇し、これについては「日本人として悔しい」と感じているユーザーも多いよう。そんなユーザーからの「小牧さんは悔しくないですか?」といった率直な質問のほか、過去の重賞勝利に関する質問など、今回もユーザーからの直球勝負に、小牧騎手が本音で挑みます!
■デイリー杯は、勝ってから重賞だって知ったわ(笑)
──ユーザーからの質問です。「今年は桜花賞、皐月賞ともにデムーロ兄弟が勝ちました。僕は正直、悔しいです。一緒に戦っている小牧騎手も、日本人ジョッキーとして、やはり悔しい気持ちになるのでしょうか」というものです。
小牧 悔しいというか、ファンの立場になって考えると、おもしろくないやろうなとは思うね。ましてや桜花賞はワンツーでしょ。僕は騎乗してなかったから観てた側やけど、なんか盛り上がりに欠けるというかね。自分が同じレースで有力馬に乗ってたりしたら、また気持ちも違うんやろうけど。
──その桜花賞を勝ったのは、弟のクリスチャン・デムーロ騎手でした。彼の印象は? という質問もきています。
小牧 印象は、たしかすごく若いんだよね。・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。