激走馬を見極めることが出来た「アグネスタキオンな馬場」とは

2013年05月15日(水) 18:00

 先週の続き、京都新聞杯で2着に入った9番人気のペプチドアマゾンだ。

 彼はアグネスタキオン産駒である。これがなんとも曲者だ。

 500万勝ちで鮮度が高く、鮮度が高いのに5戦全て違う施行条件で、距離も4種類経験してきたのは、鮮度と経験のバランスがよく、大きなアドバンテージだ。

 問題は前2走が2400mだったこと。長距離の緩い流ればかりを近走で経験しているのは、今回が似た距離でも、毎回書くように決してプラスにはならない。

 ただ、前走は2400mにしてはそれほど遅くない流れを、捲り気味に自分から動いている。つまり積極的に競馬に参加しているので、ある程度の活性化は見込めるだろう。

 ここで問題をややこしくするのは、アグネスタキオン産駒だということ。

 何度も書いてきたが・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

今井雅宏

ストレス、ショック療法など、競走馬の心身構造を馬券にする「Mの法則」を発見し、従来の競馬常識を完全に覆した。現在は、競馬雑誌等で活躍中のほか、馬券研究会「Mの会」を主催し、毎週予想情報の提供を行なっている。主な著書に「短縮ショッカー」、「ウマゲノム版種牡馬辞典」、「ポケット版 大穴血統辞典」などがある。

新着コラム

コラムを探す