ラストに賭ける大久保洋厩舎充実のラインアップ(辻三蔵)

2013年05月24日(金) 18:00

 今年も辻三蔵の「POGの達人」コーナーは大久保洋厩舎からスタート。15年2月末に定年を迎える大久保洋調教師にとって、来年が最後のクラシックレースになる。「定年までに1000勝したかったが、さすがにそれは諦めた(JRA通算845勝、5月20日現在)。残された夢はやはり日本ダービーを勝つことだ。牝馬はメジロドーベルのおかげでオークス、秋華賞を勝つことができた。後は男馬でクラシックを獲ることだな」と闘志を燃やしている。

 5月11日にハイアーレート(牡、父ゼンノロブロイ、母スルーレート)、ショウナンラグーン(牡、父シンボリクリスエス、母メジロシャレード)、17日にはシュターツオーパー(牡、父シンボリクリスエス、母ディーバ)が入厩した。

 ハイアーレートはスルーレート(05年フラワーカップ2着)の3番仔になるが、華奢だった姉達と比較すると、大柄で見栄えがする馬体が魅力。「ノーザンファームでシッカリ乗り込まれているので、体力の下地が出来ている。馬体重(500キロ前後)よりも体をシャープに見せているし、仕上がりは早そうだな」

 ショウナンラグーンは・・・

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