川崎マイラーズ展望&大井記念回顧

2013年05月21日(火) 18:00

◆川崎マイラーズ展望
(5月22日 川崎 サラ3歳以上 別定 南関東SIII 1600m)

 「川崎マイラーズ」は、平成21年に新設されたSIII。今年で第5回目を迎える。正直さして新味のないマイル重賞だが、斤量差の開かない別定戦(A1=57〜59キロ・牝馬2キロ減)で、それなりの顔ぶれが例年そろう。多くの場合、「実績か勢いか」がテーマになり、例えば21年ノースダンデー(4歳)→マンオブパーサー(6歳)、22年イーグルショウ(6歳)→サプライズゲスト(4歳)など、新旧のワンツーという結果が目立っている。

 そして今年はもう一つ、微妙かつ迷わされる問題が出てきた。前走南関牝馬同士の「しらさぎ賞」でよもやの大敗(9着)を喫したクラーベセクレタが中2週で出走すること。当時単勝1.2倍、休み明け(5か月ぶり)以外に敗因が浮かばず、そう考えると今回一変があるかどうか、予想上も馬券上も簡単には決めきれない。川島正行厩舎、おおむね使い分けてきたエミーズパラダイスとの2頭出しにも、楽観できないムードを感じる。戸崎騎手からバトンを受けた今野J、2度目のコンビ。あらゆる意味でプレッシャーの大きい戦いだろう。

 (1)…波乱含み。1人気=・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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