2013年05月22日(水) 18:00 12
これまで、“中央で乗るか、ローカルで乗るか”の悩みがテーマの中心となってきたご指名対談。しかしその点、優作騎手には迷いがないようです。そんな優作騎手を、素直に『すごいよね』と評価する秋山騎手。今回は、秋山騎手が『つらかった』と振り返る、ローカル時代の苦悩を明かします。
■毎回モニターでGIを観て、寂しい気持ちになって…
──これまでご指名対談では、若手ジョッキーならではといいますか、ローカルを中心に乗るか、中央にシフトするかがテーマの中心になることが多かったんですが、その点で、優作くんは迷いがありますか?
優作 僕は逆に、今ローカルに行っても騎乗馬が集まらないと思うので、これからもずっと中央を中心に乗るつもりです。
秋山 そういえばお兄ちゃん、全然ローカルに行かないよね。なんで? 嫌なの?
優作 嫌ではないです。ローカルはローカルで、もうメンバーが固まっているじゃないですか。そこに今から行くこともないかなと思って。中央でも依頼してくださる調教師の先生がいらっしゃいますし、あっちこっち動いていると「お前は一体、どこにいるんだ」っていうことになってしまいますから。そこはもう、中央で乗せていただけるのであれば、それがベストかなと思って割り切っています。
迷いがないってすごいね。
秋山 迷いがないってすごいね。優作 もちろん、普段中央で乗せていただいている厩舎に「今週はローカルに行ってくれ」と言われれば、それは迷わず行きますけどね。
秋山 言われてみれば、若手で中央のレギュラーといえば、お兄ちゃんと恭介くらいだよね。関係者にも“ふたりは中央にいる”っていうイメージがついているから、乗り馬も集まるんだろうね。・・・
ジョッキーズ
元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!