安田記念のサンデー系と、今の東京芝1600mの傾向

2013年05月31日(金) 12:00

 サンデーサイレンスの直仔が出走していた一昔前「安田記念はサンデーは消し」という馬券格言がありました。

 安田記念にサンデー直仔はのべ31頭、44回出走しましたが、勝利したのは2007年のダイワメジャーのみ。3人気以内に支持された9頭でも連対馬はダイワメジャーしか出していないように、天下のサンデー産駒が信じられないほど相性の悪かったレースなのです。

 ダイワメジャーは、サンデーの鬼門ともいえるレースを制したのですから、サンデー系の中でも安田記念への適性が抜群に高いのでしょう。実際、産駒も東京マイルのGIで結果を出しており、昨年はカレンブラックヒルが昨年のNHKマイルCを優勝。今年もフラムドグロワールが8人気の人気薄ながら3着。2年連続で複数の産駒が掲示板に載りました。

 また、サンデー直仔よりもこのレースで結果を出しているサンデー系種牡馬が・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

新着コラム

コラムを探す