2013年06月17日(月) 18:00
不良馬場から重馬場に回復し、いかにも走りやすそうなダートコンディション。直前の1000万条件の「青梅特別ダート1600m」がスローの先行馬同士の決着で1分36秒3(レース上がり35秒2)だったから、もっと速い時計の決着になるかと思えたが、勝ちタイムは1分36秒0(前後半は48秒1-47秒9)にとどまった。
ちょっと拍子抜けしたが、しかし、これは予想外のスローで展開したためで(前半1000m通過60秒6)、上位陣の上がり3ハロンはみんな35秒0前後。こういうレースは、もちろんレースレベルの高い評価は成立しないが、まだみんな成長途上の3歳馬。全能力を発揮したとはいえない馬も多かった。可能性を探るレースとしていいだろう。
鮮やかに抜け出したベストウォーリア(父マジェスティックウォリアー)は、素早く中団〜好位のインキープ。この形に持ち込んだときの戸崎圭太騎手には・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。