正に無尽蔵のスタミナ/宝塚記念パドック回顧

2013年06月25日(火) 18:00 11

 宝塚記念は天皇賞の”惨敗”からゴールドシップが見事に巻き返して優勝。勝因は調教で攻め込んでびっしりと馬体が仕上がっていたこと、また雨が降ってタフな馬場状態になったことの2点でしょう。

ゴールドシップ

ゴールドシップ

 馬体は、この馬にしては薄く見えたくらい研ぎ澄まされていました。スタミナが無尽蔵と言っても良いくらいで、タフな馬場状態への適性はオルフェーヴルよりも高いですし、この馬が凱旋門賞に行けば良いのにと思わせる圧勝振りでした。秋は一応国内でのレースが既定路線ということですが、軽い馬場で切って重い馬場で買うというスタンスで付き合えば、色んな意味で儲けさせてくれそうです。

 2着のダノンバラードは脚長でディープインパクト産駒にしては馬格があるので、今回のタフな馬場をこなせた感じです。切れはしませんが、バテない強みを生かせたと思います。馬も順調に良くなっていますし、今後も時計の掛かる馬場状態やタイトな流れで浮上してくると思います。

 3着のジェンティルドンナは・・・

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古澤秀和

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

馬券総合倶楽部にて予想提供中!

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