血統馬券の基本を振り返る

2013年06月28日(金) 12:00

 宝塚記念は、馬力型のステイゴールド産駒にとっては格好の馬場となり、ゴールドシップが圧勝。今年を含め5年中、4年でステイゴールド産駒が宝塚記念を勝利しました。宝塚記念がステイゴールド産駒のためのレースであることは、血統に興味のないプレイヤーでもわかることでしょう。

 しかし、今年宝塚記念に出走したステイゴールド産駒は3頭。宝塚記念のステイゴールド産駒の単勝オッズは2頭が3倍程度。ステイゴールド産駒が勝つことが明白でも、ステイゴールド産駒の単勝を全部買ったら、仮にどれかが勝利してもマイナス。

 ステイゴールド産駒の馬連ボックスを買えば当然ハズレ。血統の傾向がわかったところで、ボクのように予想センスのない人間が宝塚記念に参加すれば確実に負けてしまうのです。(ちなみに、ボクもステイゴールド産駒の中で勝ち馬以外を本命にする、絵に描いたようなノーセンス予想で惨敗しました)

 では、先週の日曜阪神で、競馬予想のセンスはないけれども、血統の知識は多少ある人間が馬券で利益を得るためには、どのレースに参加すべきなのでしょうか?

 それは、・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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