2013年07月22日(月) 18:00
6月30日の函館の新馬芝1200mを圧勝。1分09秒3の2歳コースレコードを記録していた牝馬クリスマス(父バゴ。母の父ステイゴールド)が、今度はひかえて2番手から抜け出し、レースレコードの「1分09秒6」で快勝した。
近年の函館2歳Sは、長く9月に行われていた時代が過ぎ、8月の前半に移っていたあと、昨年からは7月の中旬に早まった。そのため、JRAのもっとも早い時期に行われる1200mの初重賞として注目を集めても、必ずしも評価の高いグレードレースとはならないことが多い。
しかし、2歳戦の開始時期がどんどん早くなったこと。このクリスマスがそうであるように、各種トレーニングセール出身馬が増えたこと。また、多くの馬がマイル戦を中心のスピード型に傾斜している時代であることを考えると、早い時期から能力を発揮する馬に対し、ふつう、日本では極端な早熟系はきらわれることが多いが、その評価を低くとどめる理由は・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。