2013年07月24日(水) 12:00
●ディルガ(牝 栗東・矢作芳人 父Curlin、母Baghdaria) 母Baghdariaは現役時代、北米で16戦6勝。インディアナオークス(米G3・ダ8.5f)など3つの重賞を制した。父CurlinはドバイワールドC(首G1)、ブリーダーズCクラシック(米G1)など7つのG1を制し、米年度代表馬に選ばれ、米歴代最多賞金獲得記録を樹立した名馬。現3歳世代が初年度産駒で、なかなか重賞勝ち馬が出ずにファンや生産者をやきもきさせたが、先月、米三冠の最終関門ベルモントS(米G1・ダ12f)をPalace Maliceが制し、さすがというところを見せた。日本ではエーシンエポナ、アトランティードが勝ち上がっているが、前者は芝向きなので、案外芝で走れるタイプなのかもしれない。本馬は、母の父ロイヤルアカデミーが芝OKで、2代母の父Unbridledがダート向き。適性としては芝・ダート兼用タイプだろう。1400〜1800mあたりで本領を発揮する。
●トレクァルティスタ(牡 美浦・藤沢和雄 父キングカメハメハ、母ハッピーパス)・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG